こんにちは。Y.Yでございます。 ☆Hey!ヽ(‘ー’#)/ Hello!☆
ところで皆様、七宝という言葉をご存知でしょうか? 七宝焼きの方を想像する方もいらっしゃるかと思いますが、本日ご紹介するのは仏典で出る大変珍しいもののことを言った「七宝」です。 七宝の七とは、金,銀,瑠璃,玻璃(水晶とされています),しゃこ貝 ,珊瑚,瑪瑙の事です。教えによっては珊瑚が真珠に変わったり玻璃が玫瑰と呼ばれる赤い石に変わっていたりもしますが共通して7種類の縁起物の宝の事を言います。 このことからのちの時代では七宝のみではなく、美しい宝石、螺鈿、ガラス品などの宝珠の事を総称する言葉になりました。 七宝焼きの「七宝」も仏典の七宝が名前の元になっていると言われています。瑠璃も珊瑚も使われていないのに七宝という名前がついているのはこういった理由からのようです。
七宝に含まれている石や金属は現代では安価で手に入るものもありますが、どれも縁起物として細工品などの素材に非常に重宝されています。 金や銀はジュエリーの素材として今も使われておりますし、水晶や瑪瑙や瑠璃は大きな石を仏像の形に彫り込んだ細工が珍しくありません。シャコガイも大きな貝殻が工芸品や置物として人気です。 珊瑚なんてよその国から密漁船がやってくるといわれているほど… 珊瑚漁は珊瑚が深い海底に生息している都合上潜水艦でも持っていない限りは網などで引き上げる以外の方法がないわけですが、この方法が網に珊瑚を引っ掛けて無理やり引き上げるというもので、あんまり繰り返したり欲張って大きな網で漁を行うと他の魚が引っかかってしまったり海底の生態系を破壊してしまう恐れがあるそうです。
個人的な意見ですが、植林などのように決まった区画で珊瑚育成補助と漁を交互に行いながら少量づつ珊瑚を取っていくのであればまだいいかなと思いますが、現生している群生珊瑚を後先考えず破壊していくのは利口ではないなと思います。 自然の保護という面だけではなく、珊瑚に限らず生き物由来の宝石は総じて管理が大変だったり劣化しやすかったりします。何しろ生き物の髪や骨と同じですから水分や油分の関係で割れてしまったりもします。おまけに生き物が絶滅してしまえば天然石や一般的な石の宝石のように地中から産出される事はないのです。 すでにウミガメの甲羅を使用して作られる鼈甲は、採取が一部の国で禁止された事で過去の鼈甲細工を切り崩して新しいものを作るしかなくなったそうです。 この事が意味するところは、現在に残っている素晴らしい彫刻や細工品が、後世では職人の技巧の価値をわからない心ない人々によってただ素材を切り取るためだけに破壊されてしまう可能性があるということです。 私は素材を利用してものを作る側の人間なので「生物を殺さず保護しよう!」という立場に立てませんが、欲しがりすぎて今あるものを使い潰すのではなく長く見ていくという姿勢で居たいなと思います。
さて、話が脱線してしまいましたが本日は七宝文様をあしらったお箸のご紹介をいたします。
伝統和柄である「七宝」を刻印した手に馴染みやすい菜箸です。 持ち手部分に和柄を刻印し、マット仕様で仕上げました。マットな為すべりにくく、持ちやすいお箸となっております。 先端部分は、滑りにくい先角加工とざらざらとした滑り止め加工が施されており、とてもつかみやすい仕様となっております。 26センチと長さがある為、菜箸は勿論、取り分け用のお箸としてもお使いいただけます。
七宝文様とは同じ大きさの円を並べた模様を2枚重ね合わせたような模様の事です。 円は和(輪)につながるため、人と人のつながりの大切さを表現した模様とされています。いろいろな場面で使用されるのは単純かつ美しい見た目もさる事ながらこの由来の事があるそうです。 なお「七宝」と呼ばれるのは別に仏典の七宝を由来にしているわけではなく、四方に永遠に続く模様である事から「四方」→「しほう」→「しっぽう」→「七宝」と訛って変化したからという説があるとの事。 前述のうんちく全否定な由来ですが、わざわざ当て字に使われるくらい七宝というものが演技のよいものとして扱われていた証拠でもありますね。
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それでは本日はこの辺で。 ( ̄ー ̄)ノ◇”ハンカチフリフリバイバイ♪
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